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コンポーネントの構成

ここでは、各コンポーネントを、共通の設定とコンポーネント固有の設定で個別に設定する方法を確認できます。

1 - 構成ヘルプ

Gridの設定に利用可能なオプション

ヘルプコマンドは、現在のコード実装に基づいて情報を表示します。 したがって、ドキュメントが更新されない場合に備えて、正確な情報を提供します。 それは、新しいバージョンのグリッド 4 の構成について学習する最も簡単な方法です。

Info コマンド

info コマンドは、次のトピックに関する詳細なドキュメントを提供します。

  • Selenium の構成
  • セキュリティ
  • セッションマップの設定
  • トレース

構成ヘルプ

クイック設定のヘルプと概要は、以下を実行することで提供されます。

java -jar selenium-server-<version>.jar info config

セキュリティ

安全な通信とノード登録のためのグリッドサーバーの設定の詳細を取得するには、以下を実行します。

java -jar selenium-server-<version>.jar info security

セッションマップの設定

デフォルトでは、グリッドはローカルセッションマップを使用してセッション情報を保存します。 グリッドは、Redis や JDBC-SQL がサポートするデータベースなどの追加のストレージオプションをサポートしています。 別のセッションストレージをセットアップするには、次のコマンドを使用してセットアップ手順を取得します。

java -jar selenium-server-<version>.jar info sessionmap

OpenTelemetry と Jaeger を使用したトレースの設定

デフォルトでは、トレースは有効になっています。 トレースをエクスポートして Jaeger 経由で視覚化するには、次のコマンドを使用して手順を実行します。

java -jar selenium-server-<version>.jar info tracing

SeleniumGrid コマンドを一覧表示する

java -jar selenium-server-<version>.jar --config-help

使用可能なすべてのコマンドとそれぞれの説明が表示されます。

コンポーネントヘルプコマンド

Selenium ロールの後に–help config オプションを渡して、コンポーネント固有の構成情報を取得します。

スタンドアロン

java -jar selenium-server-<version>.jar standalone --help

ハブ

java -jar selenium-server-<version>.jar hub --help

セッション

java -jar selenium-server-<version>.jar sessions --help

新規セッションキュー

java -jar selenium-server-<version>.jar sessionqueue --help

ディストリビューター

java -jar selenium-server-<version>.jar distributor --help

ルーター

java -jar selenium-server-<version>.jar router --help

ノード

java -jar selenium-server-<version>.jar node --help

2 - Selenium GridのCLI オプション

全てのGridコンポーネントのCLIオプション詳細

Grid の設定には、さまざまなセクションが用意されています。 各セクションには、コマンドライン引数で設定可能なオプションがあります。コマンドライン引数で設定できます。

コンポーネントとセクションの対応は以下の通りです。

オプションが変更、または追加されたが文書化されていない場合、 このドキュメントは古くなる可能性があることに注意してください。 もしそのような状況を見つけたら、“構成ヘルプ”を確認し、 ドキュメントを更新するプルリクエストを気軽に送ってください。

セクション

スタンドアロン ハブ ノード ディストリビューター ルーター セッション 新規セッションキュー
Distributor
Docker
Events
Logging
Network
Node
Router
Relay
Server
SessionQueue
Sessions

Distributor

オプション 値/例 概要
--healthcheck-interval int 120 全てのノードに対してヘルスチェックを実行する頻度(秒)を指定します。これにより、サーバーは全てのノードに対して正常に ping を送信できるようになります。
--distributor uri http://localhost:5553 ディストリビューターの URL。
--distributor-host string localhost ディストリビューターがリッスンするホスト名。
--distributor-implementation string org.openqa.selenium.grid.distributor.local.LocalDistributor デフォルトでないディストリビューター実装の完全なクラス名。
--distributor-port int 5553 ディストリビューターがリッスンするポート番号。
--reject-unsupported-caps boolean false Grid がサポートしていない capabilities をリクエストされた時、ディストリビューターがリクエストを即座に今日できるようにします。これはオンデマンドでノードを立ち上げをしない Grid の設定に適しています。
--slot-matcher string org.openqa.selenium.grid.data.DefaultSlotMatcher デフォルト以外で使用するスロットマッチャーの完全なクラス名。これはノードが特定のセッションをサポートできるかを判断するために使用されます。
--slot-selector string org.openqa.selenium.grid.distributor.selector.DefaultSlotSelector デフォルト以外のスロットセレクターの完全なクラス名。これは、ノードがマッチした後ノード内のスロットを選択するために使用されます。

Docker

オプション 値/例 概要
--docker-assets-path string /opt/selenium/assets アセットが保存される絶対パス。
--docker- string[] selenium/standalone-firefox:latest '{"browserName": "firefox"}' イメージとステレオタイプの capabilities を対応付ける Docker 設定 (例 `-D selenium/standalone-firefox:latest ‘{“browserName”: “firefox”}’)
--docker-devices string[] /dev/kvm:/dev/kvm コンテナに対してデバイスを公開します。各デバイスマッピングは、ホストとコンテナの両方のデバイスへのパスを、コロンで区切って保つ必要があります。例: /device/path/in/host:/device/path/in/container
--docker-host string localhost Docker デーモンが動作しているホスト名。
--docker-port int 2375 Docker デーモンが動作しているポート名。
--docker-url string http://localhost:2375 Docker デーモンに接続するための URL。
--docker-video-image string selenium/video:latest ビデオレコーディングが有効になっているときに利用される Docker イメージ。

Events

オプション 値/例 概要
--bind-bus boolean false 接続をバインドするかコネクトするかを指定します。
true の場合、コンポーネントはイベントバスにバインドされます(イベントバスもコンポーネントによって起動されます、通常はディストリビューターとハブによって起動されます)。
false の場合、コンポーネントがイベントバスにコネクトします。
--events-implementation string org.openqa.selenium.events.zeromq.ZeroMqEventBus デフォルトでないイベントバス実装の完全なクラス名。
--publish-events string tcp://*:4442 イベントをイベントバスに配信するための接続文字列。
--subscribe-events string tcp://*:4443 イベントをイベントバスから購読するための接続文字列。

Logging

オプション 値/例 概要
--http-logs boolean false http ログを有効にします。http ログを記録するには、トレースを有効にする必要があります。
--log-encoding string UTF-8 ログのエンコーディング。
--log string Windows パスの例:
'\path\to\file\gridlog.log'
or
'C:\path\path\to\file\gridlog.log'

Linux/Unix/MacOS パスの例:
'/path/to/file/gridlog.log'
ログを出力するファイル。OS のファイルパスと互換性があることを確認してください。
--log-level string “INFO” ログレベル。デフォルトは INFO です。 ログレベルはこちらを参照してください。 https://docs.oracle.com/javase/7/docs/api/java/util/logging/Level.html
--plain-logs boolean true プレーンなログを使用します。
--structured-logs boolean false 構造化ログを使用します。
--tracing boolean true トレースを有効にします。
--log-timestamp-format string HH:mm:ss.SSS ログのタイムスタンプ形式を設定できます。

Network

オプション 値/例 概要
--relax-checks boolean false 受信リクエストのオリジンヘッダーとコンテンツタイプに対する、厳格な W3C 準拠の検証をを緩和します。

Node

オプション 値/例 概要
--detect-drivers boolean true 現在のシステム上で利用可能なドライバーを自動で検出してノードに追加します。
--driver-configuration string[] display-name="Firefox Nightly" max-sessions=2 webdriver-path="/usr/local/bin/geckodriver" stereotype='{"browserName": "firefox", "browserVersion": "86", "moz:firefoxOptions": {"binary":"/Applications/Firefox Nightly.app/Contents/MacOS/firefox-bin"}}' ノードがサポートするドライバーの一覧。可読性向上のため TOML ファイルで設定することを推奨します。
--driver-factory string[] org.openqa.selenium.example.LynxDriverFactory '{"browserName": "lynx"}' 完全修飾クラス名と、そのクラスが対応するブラウザの設定とのマッピング。
--driver-implementation string[] "firefox" チェックされるドライバー。指定された場合、自動設定はスキップされます。
--node-implementation string "org.openqa.selenium.grid.node.local.LocalNodeFactory" デフォルトでないノード実装の完全なクラス名。これはセッションのライフサイクルを管理するために使用されます。
--grid-url string https://grid.example.com Grid 全体のパブリックな URL (通常ハブかルーターのアドレスです)。
--heartbeat-period int 60 ノードが生存していることを知らせるため、ノードがディストリビューターに送るハードビートを、どのくらいの頻度(秒)で送るか。
--max-sessions int 8 最大同時接続セッション数。デフォルトは利用可能なプロセッサーの数です。
--override-max-sessions boolean false 利用可能なプロセッサーの数は、推奨される最大セッション数(プロセッサーごとに 1 つのブラウザセッション)です。このフラグを true に設定すると、推奨される最大値を上書きすることができます。セッションの安定性と信頼性が損なわれ、ホストがリソースを使い果たす可能性があります。
--register-cycle int 10 ノードがディストリビューターに初回登録を試みる頻度(秒)。
--register-period int 120 ノードが初めてディストリビューターに初回登録を試みるのにかかる時間(秒)。この時間が経過すると、ノードは再登録を試みない。
--session-timeout int 300 X をセッションタイムアウト(秒)としたとき、 ノード は、過去 X 秒間に何の活動もなかったセッションを自動的に終了させます。 これにより他のテストが利用できるようスロットを解放します。
--vnc-env-var string START_XVFB VNC ストリームが利用可能かどうかを判断するために利用する環境変数。
--no-vnc-port int 7900 VNC が利用可能な場合、ローカルの noVNC ストリームを取得できるポートを設定します。
--drain-after-session-count int 1 X 個のセッションが実行された後に、ノードをドレインしてシャットダウンします。 Kubernetes のような環境で有用です。 0 より大きい値を指定すると、この機能が有効になります。
--hub string http://localhost:4444 ハブ・ノード構成におけるハブのアドレスを指定します。ホスト名か IP アドレスが指定できます。この場合、ハブは http://hostname:4444 とみなされ、 --grid-url は同じものになります。 --publish-eventstcp://hostname:4442--subscribe-eventstcp://hostname:4443 となります。 hostname にポート番号が含まれている場合は、それが --grid-url に使用されますが、イベントバスの URI は変更されません。これらのデフォルト値は、適切なフラグを設定することでオーバーライドすることができます。ホスト名にプロトコル(httpsのような)が含まれる場合もそれが利用されます。
--enable-cdp boolean true Grid 内で CDP プロキシーを有効にします。もしネットワークが web socket を許可していない場合、Grid 管理者は CDP を無効にできます。デフォルトは true です。
--enable-managed-downloads boolean false This causes the Node to auto manage files downloaded for a given session on the Node.
--selenium-manager boolean false When drivers are not available on the current system, use Selenium Manager. False by default.

Relay

オプション 値/例 概要
--service-url string http://localhost:4723 Appium サーバーやクラウドサービスなど、WebDriver コマンドをサポートするサービスに接続するための URL です。
--service-host string localhost WebDriver コマンドをサポートしてるサービスが稼働しているホスト名。
--service-port int 4723 WebDriver コマンドをサポートしてるサービスが稼働しているポート番号。
--service-status-endpoint string /status WebDriver サービスの状態を問い合わせるエンドポイント、オプショナルです。HTTP 200 レスポンスが期待されます。
--service-configuration string[] max-sessions=2 stereotype='{"browserName": "safari", "platformName": "iOS", "appium:platformVersion": "14.5"}}' 呼び出しの中継先となるサービスの設定。可読性向上のため、TOML ファイルで設定することを推奨します。

Router

オプション 値/例 概要
--password string myStrongPassword クライアントがサーバーに接続する際に使用するパスワード。このパスワードとユーザー名の両方が設定されていないと使用できません。
--username string admin クライアントがサーバーに接続する際に使用するユーザー名。このユーザー名とパスワードの両方が設定されていないと使用できません。
--sub-path string my_company/selenium_grid A sub-path that should be considered for all user facing routes on the Hub/Router/Standalone.

Server

オプション 値/例 概要
--allow-cors boolean true Selenium サーバーが任意のホストからのウェブブラウザ接続を許可するかどうか。
--host string localhost サーバーの IP もしくはホスト名、通常自動的に決定されます。
--bind-host boolean true サーバがホストアドレス/ホスト名にバインドするか、あるいは到達可能な URL を知らせるためだけに使用するかを指定します。複雑なネットワーク構成で、サーバが現在の IP やホスト名ではなく、 外部の IP やホスト名で自分自身を公開する場合に有用です (例: Docker コンテナ内)。
--https-certificate path /path/to/cert.pem HTTPS のためのサーバー証明書。詳細は “java -jar selenium-server.jar info security” を実行してください。
--https-private-key path /path/to/key.pkcs8 HTTPS のための秘密鍵。 詳細は “java -jar selenium-server.jar info security” を実行してください。
--max-threads int 24 リスナースレッドの最大数。デフォルトは、有効なプロセッサーの * 3 です。
--port int 4444 リッスンポート。このパラメータは異なるコンポーネントによって使用されるため、デフォルトはありません。例えば、ルータ/ハブ/スタンドアロンは 4444 を使用し、ノードは 5555 を使用します。

SessionQueue

オプション 値/例 概要
--sessionqueue uri http://localhost:1237 新規セッションキューサーバーのアドレス。
-sessionqueue-host string localhost 新規セッションキューがリッスンするホスト。
--sessionqueue-port int 1234 新規セッションキューがリッスンするポート
--session-request-timeout int 300 タイムアウト(秒)。 新規セッションリクエストはキューに追加され、設定された時間以上キューに残っているリクエストはタイムアウトします。
--session-retry-interval int 5 リトライ間隔(秒)。すべてのスロットがビジーな場合、 新規セッションリクエストはこの時間の間隔をおいてからリトライされます。

Sessions

オプション 値/例 概要
--sessions uri http://localhost:1234 セッションマップサーバーのアドレス。
--sessions-host string localhost セッションマップサーバーがリッスンするホスト。
--sessions-port int 1234 セッションマップサーバーがリッスンするポート。

設定例

上記のオプションはすべて、Grid コンポーネントを起動する際に使用することができます。 Grid の適切な設定を模索するのに利用してください。

TOML ファイル を使用して Grid を設定することをおすすめします。 設定ファイルは読みやすく、コード管理できます。

必要に応じて TOML ファイルと CLI オプションを併用することができます。

コマンドラインフラグ

コマンドラインフラグとしてオプションを渡すには、適切なコンポーネントを特定し以下のテンプレートのようにします。

java -jar selenium-server-<version>.jar <component> --<option> value

スタドアロン、最大セッションとメインポートを設定する

java -jar selenium-server-<version>.jar standalone --max-sessions 4 --port 4444

ハブ、新規セッションリクエストのタイムアウト、メインポートを設定し、トレースを無効にする

java -jar selenium-server-<version>.jar hub --session-request-timeout 500 --port 3333 --tracing false

ノード、最大 4 セッション、デバッグログ、ポート 7777, FireFox と Edge のみ

java -jar selenium-server-<version>.jar node --max-sessions 4 --log-level "fine" --port 7777 --driver-implementation "firefox" --driver-implementation "edge"

ディストリビューター、セッションマップ・新規セッションキューの URL を指定、バスを無効にする

java -jar selenium-server-<version>.jar distributor --sessions http://localhost:5556 --sessionqueue http://localhost:5559 --bind-bus false

特定ノードにカスタム capabilities を設定する

重要: カスタム capabilities は全てのノードに設定される必要があります。 また全てのセッションリクエストに含まれなければいけません。

ハブの起動
java -jar selenium-server-<version>.jar hub
customcap に true をセットしてノード A を起動する
java -jar selenium-server-<version>.jar node --detect-drivers false --driver-configuration display-name="Chrome (custom capability true)" max-sessions=1 stereotype='{"browserName":"chrome","gsg:customcap":true}' --port 6161
customcap に false をセットしてノード B を起動する
java -jar selenium-server-<version>.jar node --detect-drivers false --driver-configuration display-name="Chrome (custom capability true)" max-sessions=1 stereotype='{"browserName":"chrome","gsg:customcap":false}' --port 6262
ノード A とマッチ
ChromeOptions options = new ChromeOptions();
options.setCapability("gsg:customcap", true);
WebDriver driver = new RemoteWebDriver(new URL("http://localhost:4444"), options);
driver.get("https://selenium.dev");
driver.quit();

ノード B とマッチさせるにはカスタム capability を false に設定します。

Enabling Managed downloads by the Node

At times a test may need to access files that were downloaded by it on the Node. To retrieve such files, following can be done.

Start the Hub
java -jar selenium-server-<version>.jar hub
Start the Node with manage downloads enabled
java -jar selenium-server-<version>.jar node --enable-managed-downloads true
Set the capability at the test level

Tests that want to use this feature should set the capability "se:downloadsEnabled"to true

options.setCapability("se:downloadsEnabled", true);
How does this work
  • The Grid infrastructure will try to match a session request with "se:downloadsEnabled" against ONLY those nodes which were started with --enable-managed-downloads true
  • If a session is matched, then the Node automatically sets the required capabilities to let the browser know, as to where should a file be downloaded.
  • The Node now allows a user to:
    • List all the files that were downloaded for a specific session and
    • Retrieve a specific file from the list of files.
  • The directory into which files were downloaded for a specific session gets automatically cleaned up when the session ends (or) timesout due to inactivity.

Note: Currently this capability is ONLY supported on:

  • Edge
  • Firefox and
  • Chrome browser
Listing files that can be downloaded for current session:
  • The endpoint to GET from is /session/<sessionId>/se/files.
  • The session needs to be active in order for the command to work.
  • The raw response looks like below:
{
  "value": {
    "names": [
      "Red-blue-green-channel.jpg"
    ]
  }
}

In the response the list of file names appear under the key names.

Dowloading a file:
  • The endpoint to POST from is /session/<sessionId>/se/files with a payload of the form {"name": "fileNameGoesHere}
  • The session needs to be active in order for the command to work.
  • The raw response looks like below:
{
  "value": {
    "filename": "Red-blue-green-channel.jpg",
    "contents": "Base64EncodedStringContentsOfDownloadedFileAsZipGoesHere"
  }
}
  • The response blob contains two keys,
    • filename - The file name that was downloaded.
    • contents - Base64 encoded zipped contents of the file.
  • The file contents are Base64 encoded and they need to be unzipped.
List files that can be downloaded

The below mentioned curl example can be used to list all the files that were downloaded by the current session in the Node, and which can be retrieved locally.

curl -X GET "http://localhost:4444/session/90c0149a-2e75-424d-857a-e78734943d4c/se/files"

A sample response would look like below:

{
  "value": {
    "names": [
      "Red-blue-green-channel.jpg"
    ]
  }
}
Retrieve a downloaded file

Assuming the downloaded file is named Red-blue-green-channel.jpg, and using curl, the file could be downloaded with the following command:

curl -H "Accept: application/json" \
-H "Content-Type: application/json; charset=utf-8" \
-X POST -d '{"name":"Red-blue-green-channel.jpg"}' \
"http://localhost:4444/session/18033434-fa4f-4d11-a7df-9e6d75920e19/se/files"

A sample response would look like below:

{
  "value": {
    "filename": "Red-blue-green-channel.jpg",
    "contents": "UEsDBBQACAgIAJpagVYAAAAAAAAAAAAAAAAaAAAAUmVkLWJsAAAAAAAAAAAAUmVkLWJsdWUtZ3JlZW4tY2hhbm5lbC5qcGdQSwUGAAAAAAEAAQBIAAAAcNkAAAAA"
  }
}
Complete sample code in Java

Below is an example in Java that does the following:

  • Sets the capability to indicate that the test requires automatic managing of downloaded files.
  • Triggers a file download via a browser.
  • Lists the files that are available for retrieval from the remote node (These are essentially files that were downloaded in the current session)
  • Picks one file and downloads the file from the remote node to the local machine.
import static java.util.Collections.singletonMap;
import static org.openqa.selenium.remote.http.Contents.string;

import java.io.File;
import java.lang.reflect.Type;
import java.net.URL;
import java.util.List;
import java.util.Map;
import java.util.concurrent.TimeUnit;
import org.openqa.selenium.By;
import org.openqa.selenium.WebElement;
import org.openqa.selenium.firefox.FirefoxOptions;
import org.openqa.selenium.io.Zip;
import org.openqa.selenium.json.Json;
import org.openqa.selenium.json.TypeToken;
import org.openqa.selenium.remote.RemoteWebDriver;
import org.openqa.selenium.remote.http.Contents;
import org.openqa.selenium.remote.http.HttpClient;
import org.openqa.selenium.remote.http.HttpMethod;
import org.openqa.selenium.remote.http.HttpRequest;
import org.openqa.selenium.remote.http.HttpResponse;

public class DownloadsSample {

  public static void main(String[] args) throws Exception {
    // Assuming the Grid is running locally.
    URL gridUrl = new URL("http://localhost:4444");
    RemoteWebDriver driver = new RemoteWebDriver(gridUrl, firefoxOptions());
    try {
      demoFileDownloads(driver, gridUrl);
    } finally {
      driver.quit();
    }
  }

  private static void demoFileDownloads(RemoteWebDriver driver, URL gridUrl) throws Exception {
    // Make sure the following directory exists on your machine
    File dirToCopyTo = new File("/usr/downloads/file");
    driver.get("http://the-internet.herokuapp.com/download");
    WebElement element = driver.findElement(By.cssSelector(".example a"));
    element.click();

    // The download happens in a remote Node, which makes it difficult to know when the file
    // has been completely downloaded. For demonstration purposes, this example uses a
    // 10-second sleep which should be enough time for a file to be downloaded.
    // We strongly recommend to avoid hardcoded sleeps, and ideally, to modify your
    // application under test so it offers a way to know when the file has been completely
    // downloaded.
    TimeUnit.SECONDS.sleep(10);

    //This is the endpoint which will provide us with list of files to download and also to
    //let us download a specific file.
    String uri = String.format("/session/%s/se/files", driver.getSessionId());

    String fileToDownload = null;

    try (HttpClient client = HttpClient.Factory.createDefault().createClient(gridUrl)) {
      // To list all files that are were downloaded on the remote node for the current session
      // we trigger GET request.
      HttpRequest request = new HttpRequest(HttpMethod.GET, uri);
      HttpResponse response = client.execute(request);
      String text = string(response);
      Type responseType = new TypeToken<Map<String, Map<String, List<String>>>>() {
      }.getType();
      Map<String, Map<String, List<String>>> map = new Json().toType(text, responseType);
      Map<String, List<String>> parsedResponse = map.get("value");
      for (String eachFile : parsedResponse.get("names")) {
        if (fileToDownload == null) {
          // Let's say there were "n" files downloaded for the current session, we would like
          // to retrieve ONLY the first file.
          fileToDownload = eachFile;
        }
      }
    }
    try (HttpClient client = HttpClient.Factory.createDefault().createClient(gridUrl)) {
      // To retrieve a specific file from one or more files that were downloaded by the current session
      // on a remote node, we use a POST request.

      HttpRequest request = new HttpRequest(HttpMethod.POST, uri);
      request.setContent(Contents.asJson(singletonMap("name", fileToDownload)));
      HttpResponse response = client.execute(request);
      String text = string(response);
      Type responseType = new TypeToken<Map<String, Map<String, String>>>() {
      }.getType();

      Map<String, Map<String, String>> map = new Json().toType(text, responseType);
      Map<String, String> parsedResponse = map.get("value");
      // The returned map would contain 2 keys,
      // filename - This represents the name of the file (same as what was provided by the test)
      // contents - Base64 encoded String which contains the zipped file.
      String encodedContents = parsedResponse.get("contents");

      //The file contents would always be a zip file and has to be unzipped.
      Zip.unzip(encodedContents, dirToCopyTo);
      System.out.println("The file which was "
          + "downloaded in the node is now available in the directory: "
          + dirToCopyTo.getAbsolutePath());
    }
  }

  private static FirefoxOptions firefoxOptions() {
    FirefoxOptions options = new FirefoxOptions();
    // This capability tells the Grid, that this test should be routed ONLY to a node that can
    // auto manage downloads.
    options.setCapability("se:downloadsEnabled", true);
    // Options specific for Firefox to avoid prompting a dialog for downloads. They might
    // change in the future, so please refer to the Firefox documentation for up to date details.
    options.addPreference("browser.download.manager.showWhenStarting", false);
    options.addPreference("browser.helperApps.neverAsk.saveToDisk",
        "images/jpeg, application/pdf, application/octet-stream");
    options.addPreference("pdfjs.disabled", true);
    return options;
  }
}

3 - Toml オプション

Tomlファイルを使用したGridの設定例.

CLI オプション に記載されている全てのオプションは TOML ファイルでも設定ができます。 このページでは異なる Grid コンポーネントの設定例を紹介します。

オプションが変更、または追加されたが文書化されていない場合、 このドキュメントは古くなる可能性があることに注意してください。 もしそのような状況を見つけたら、“構成ヘルプ”を確認し、 ドキュメントを更新するプルリクエストを気軽に送ってください。

概要

Selenium Grid はTOMLフォーマットの設定ファイルを使用します。 設定ファイルはセクションで構成され、各セクションはオプションとその値が設定されています。

詳しい使い方はTOML ドキュメントを参照してください。 パースエラーに遭遇した場合、TOML リンターを使って検証してください。

一般的な設定の構成は以下のパターンです:

[section1]
option1="value"

[section2]
option2=["value1","value2"]
option3=true

TOML ファイルで設定された Grid コンポーネントを起動するには以下のように起動できます:

java -jar selenium-server-<version>.jar <component> --config /path/to/file/<file-name>.toml

スタンドアロン

ポート 4449 で動作し、新規セッションリクエストのタイムアウトが 500 秒のスタンドアロンサーバー。

[server]
port = 4449

[sessionqueue]
session-request-timeout = 500

特定のブラウザとセッションの上限

Firefox と Chrome のみがデフォルトで有効になっているスタンドアロンサーバー、またはノード

[node]
drivers = ["chrome", "firefox"]
max-sessions = 3

ドライバーのカスタマイズと設定

Firefox Beta や Nightly のような、異なるブラウザのバージョンを持つことができるカスタマイズされた ドライバを用いた、スタンドアロン、またはノード。

[node]
detect-drivers = false
[[node.driver-configuration]]
max-sessions = 100
display-name = "Firefox Nightly"
stereotype = "{\"browserName\": \"firefox\", \"browserVersion\": \"93\", \"platformName\": \"MAC\", \"moz:firefoxOptions\": {\"binary\": \"/Applications/Firefox Nightly.app/Contents/MacOS/firefox-bin\"}}"
[[node.driver-configuration]]
display-name = "Chrome Beta"
stereotype = "{\"browserName\": \"chrome\", \"browserVersion\": \"94\", \"platformName\": \"MAC\", \"goog:chromeOptions\": {\"binary\": \"/Applications/Google Chrome Beta.app/Contents/MacOS/Google Chrome Beta\"}}"
[[node.driver-configuration]]
display-name = "Chrome Dev"
stereotype = "{\"browserName\": \"chrome\", \"browserVersion\": \"95\", \"platformName\": \"MAC\", \"goog:chromeOptions\": {\"binary\": \"/Applications/Google Chrome Dev.app/Contents/MacOS/Google Chrome Dev\"}}"
webdriver-executable = '/path/to/chromedriver/95/chromedriver'

Docker を利用したスタンドアロン、またはノード

Docker コンテナでセッションを実行できるスタンドアロン、またはノードサーバー。 ドライバを検出を無効にし、最大 2 つの同時セッションを持ちます。 ステレオタイプは、Docker イメージにマッピングされる必要があり、 Docker デーモンが http/tcp で公開されている必要があります。 また、devicesプロパティを用いて、ホスト上でアクセス可能なデバイスファイルを、コンテナで利用できるようにすることも可能です。 Docker デバイスをマッピングする詳しい方法はdocker を参照してください。

[node]
detect-drivers = false
max-sessions = 2

[docker]
configs = [
    "selenium/standalone-chrome:93.0", "{\"browserName\": \"chrome\", \"browserVersion\": \"91\"}",
    "selenium/standalone-firefox:92.0", "{\"browserName\": \"firefox\", \"browserVersion\": \"92\"}"
]
#Optionally define all device files that should be mapped to docker containers
#devices = [
#    "/dev/kvm:/dev/kvm"
#]
url = "http://localhost:2375"
video-image = "selenium/video:latest"

WebDriver をサポートするサービスエンドポイントへのコマンド中継

WebDriver をサポートする外部サービスを Selenium Grid に接続すると便利です。 例えばクラウドプロバイダーや Appium サーバーなどです。 Grid はローカルに存在しないプラットフォームやバージョンなどを幅広くカバーできるようになります。

以下は Appium サーバーを Grid に接続する例です。

[node]
detect-drivers = false

[relay]
# Default Appium/Cloud server endpoint
url = "http://localhost:4723/wd/hub"
status-endpoint = "/status"
# Stereotypes supported by the service. The initial number is "max-sessions", and will allocate
# that many test slots to that particular configuration
configs = [
  "5", "{\"browserName\": \"chrome\", \"platformName\": \"android\", \"appium:platformVersion\": \"11\"}"
]

Basic 認証の有効化

ルーター、ハブ、スタンドアロンにユーザー名とパスワードを設定することで、 Basic 認証で Grid を保護することができます。 このユーザーとパスワードは、Grid UI を読み込む時や 新しいセッションを開始する時に必要になります。

[router]
username = "admin"
password = "myStrongPassword"

Java でユーザーとパスワードを使ってセッションを開始する方法の例です。

URL gridUrl = new URL("http://admin:myStrongPassword@localhost:4444");
RemoteWebDriver webDriver = new RemoteWebDriver(gridUrl, new ChromeOptions());

特定のノードにマッチするカスタム capabilities の設定

重要: カスタム capabilities は全てのノードで設定する必要があります。 また全てのセッションリクエストで常に含まれる必要があります。

[node]
detect-drivers = false

[[node.driver-configuration]]
display-name = "firefox"
stereotype = '{"browserName": "firefox", "platformName": "macOS", "browserVersion":"96", "networkname:applicationName":"node_1", "nodename:applicationName":"app_1" }'
max-sessions = 5

Java でノードにマッチさせる方法の例です。

FirefoxOptions options = new FirefoxOptions();
options.setCapability("networkname:applicationName", "node_1");
options.setCapability("nodename:applicationName", "app_1");
options.setBrowserVersion("96");
options.setPlatformName("macOS");
WebDriver driver = new RemoteWebDriver(new URL("http://localhost:4444"), options);
driver.get("https://selenium.dev");
driver.quit();

Enabling Managed downloads by the Node.

The Node can be instructed to manage downloads automatically. This will cause the Node to save all files that were downloaded for a particular session into a temp directory, which can later be retrieved from the node. To turn this capability on, use the below configuration:

[node]
enable-managed-downloads = true

Refer to the CLI section for a complete example.